だんだん暑くなって、夕方には庭先にも蚊が飛ぶようになりました。
毎年この時期になると、虫除けスプレーはどんなものならば、
体に害が無く快適に使えるか、悩んでいました。
何故悩むかと言うと、
① ”ディート”と言う成分はどうやら殺虫効果があるらしい。
② 経皮吸収と言う言葉
③ シップ薬でお腹を壊した私。
この3つがキーポイントとなったのです。
①ディート
主な使用目的は皮膚に直接または衣服に塗布し、昆虫やダニによる
吸血を防ぐことである。特にダニ(ツツガムシ病やライム病を媒介する)や蚊(日本脳炎、デング熱、ウエストナイル熱、マラリアなどを媒介する)に
対する防御手段として高い有効性を示す。
比較的安価であることもあり現在は世界中で使用されている。
ディートは第二次世界大戦中のジャングル戦の経験に基づき
アメリカ陸軍で開発された。1946年に軍事用、1957年に民生用の使用が開始された。現在ほとんどの虫よけスプレーなどで、主成分として
用いられる。
昆虫が一般にこの物質の臭いを嫌うのであろうが、忌避作用の詳細は
わかっていない。この効果は昆虫に限らず、昆虫とは構造が全く異なる
ヒルやナメクジ等の一部にも有効である。
ディートは忌避剤として最も効果的で、効力も長持ちすることが示されている。
人によってはアレルギーや肌荒れを起こすことがあり、動物実験で
連続的大量摂取により神経毒性が見られたとの報告もある[2]。
使用上の注意
使用に際しては、アメリカ疾病予防管理センター (CDC) では、次のことを推奨している。
- 飲んだり吸入したりしないよう注意が必要。
- 特に乳幼児に対し使用する場合は手のひら、顔(特に目、口)を 避ける。
- 乳児は、大人の手のひらで薄く延ばし、これを塗る。
- 子供同士で虫よけ剤を塗ったりスプレーしたりさせない。
- 衣服へ塗る場合、内側(皮膚に直接触れる部分)へ塗布しない。
- 長時間塗ったままにしない。子供で約4時間、大人で約8時間程度を目安とする。
- さらに長時間の使用が考えられる場合は、濃度の低いものを使用するか、薄く塗る方法をとる。
- 帰宅後など、昆虫に接触する機会から離れた場合は速やかに石鹸などを使い、洗い落とす。
- 虫よけ剤は子供の手の届かないところへ保管する。
- 夏場など、日焼け止めと併用する場合は、日焼け止めを最初に塗りその上に虫よけ剤を塗る。
世界のディート製品には、濃度80%以上100%のものがあり、これを脚につけたら自動車の座席シートを溶かす可能性のある虫よけ剤が流通している。ディートは多くのプラスチック、レーヨン、皮革に影響を及ぼすが、綿、毛糸(羊毛など)、ナイロンには影響を及ぼさない。
出典:wikiぺディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%88
使用上の注意の多いこと。塗ったまま長時間放置はいけないということは何らかの害があると言うことでしょう。
「なんか嫌だわー」
と思うものにお金出してまで肌につけたくないのです。
そして”忌避作用の詳細はわかっていない。” ならば尚更嫌
なのです。
②経皮吸収と言う言葉
皮膚を通して体内に浸透する。
経皮吸収された有害物質は体内に蓄積され続ける。
経口吸収で体に入ったものは90%は体外に排出される。
それに対し経皮吸収された合成化学物質が体外に排出されるのは10%程度と言われています。残りの90%は体内に残ってしまうのです。
出典:経皮吸収ってなに?日用品や化粧品が肌から浸透してるの?
肌から吸収するならば、嫌だな・使わないほうがいいな、と直感で感じた
ものは避けたい。と思いました。
美容師時代の手荒れ。カラー剤やパーマ剤、シャンプーなどで
荒れまくった私の手。そこへ痒みとひび割れの治療に使われた
ステロイド剤。
正しく使えば害は少ないだろうけど、長期にわたり使用した手は黒ずみ、若かったあのころの私は人前では恥ずかしくて、手を見せることにとても抵抗がありました。
精神的ダメージも大きかったように思います。
③シップ薬でお腹を壊した私。
階段ですべって腰と首を強打したときに、病院で処方された経皮吸収型鎮痛消炎剤でおなかが痛くなりました。
銀色のジップ袋に入った肌色の貼り薬です。
貼ってすぐではなく、何日か貼り続けていたらお腹が痛くなりました。
変なもの食べてないし、なんだろう。いつもと違うこと、と言ったらシップ薬しか思い浮かばなかったので、貼るのを止めたら・・・あら不思議!!
ピタッと痛み・下痢治まりました。
そんな馬鹿な!と思われるかもしれませんが、本当なんです!
一番身近な家族は誰も信じてくれません。悲しいかな・・・。
落ち込んでるときにダブルパンチ。病院に言っても信じてくれないだろう。と勝手に治療を終わりにして、自然療法(自己流)にスイッチしました。
強い薬とは聞いたことがあったけど、こんなに体が反応を示すとは。
こういうところは、とっても素直です。
打撲して腹痛・下痢でだいぶ痛い目に遭いました。
そんな経緯もあって、子供ましてや幼児にはダイレクトに響くだろうと。
去年は、肌によろしくないと思われる成分が入っていないであろう、
虫除けシールを活用しました。貼った直後はハーブの強い匂いがして
いたので効き目アリかな?と思ったのも束の間、その辺を散歩して
戻ってくる頃にはやはり虫さされの跡が・・・。
でも何も対策しないよりはマシだと思って、シールを使いました。肌に直接
触れないのもポイントが高かったのかも知れません。
そして今年は、と言うと我が家でも大活躍、娘も大好きな
エッセンシャルオイルの登場です。
作り方は簡単!
容器(プラ容器はオイルで溶ける可能性があるのでビンがよい)に
蚊が嫌がる香り(ペパーミント・レモン・ブレンドTなど各々数滴)と
精製水、無水エタノール(こちらも色々種類があるので吟味が必要。
詳しくはまた別の機会に)を注いでディスペンサーを付けて振って
混ぜて終わり!
大人が見守れば、子供だって楽しんで作れます。
そして何より材料は自然のものを使っているから安心・安全。
普段から使い慣れているエッセンシャルオイルだから、外に出るときに
娘自ら「虫除けつけてー!」と。外に出なくても虫除け虫除け!とコロン
代わり?と思うくらいにウキウキした表情で楽しんでいます。
市販の虫除けスプレーの独特な匂い、それをごまかすためか更に香料を追加した化学的な匂い・・・。
私は駄目なんです。鼻から匂いが離れなくて、次の日までその匂いに
支配されていたこともありました。(そんなときでも、エッセンシャルオイルはニオイを書き換えてくれますよ。)
自然の香りで清々しく、気分良く使えるオイルで作れる虫除けスプレーは小さいお子様から大人までオススメです。
外へ出るのに付け忘れても、蚊が寄ってきた瞬間に腕にシュッ!と
ひとふきで蚊は退散しました。
しかし、エッセンシャルオイルは自己責任でご使用ください。
妊娠中や、病気によっては逆効果を引き起こすことがあります。
お医者さんに相談しながら使用することをオススメします。
そして大事なことは、品質のよいエッセンシャルオイルを選ぶこと。
エッセンシャルオイルとは、混ぜ物が一切無く、100%植物から
抽出されたオイルのことです。
直に肌につけるもなので、ここは声を大にしてお伝えしたいです。
市販品では安価で手に取りやすいオイルがありますが、私は
お勧めしません。(これについても、また別記事で書きたいと思います)
本当に良いエッセンシャルオイルは
肌につけてコロン代わりに、キャリアオイルで薄めてマッサージに。
ときには疲れた心に潤いを。また、お部屋やトイレ、体の消臭にも。
いろいろな使い方で潤いのある生活が送れる大地からの贈り物です。
☆追記☆
この虫よけスプレー、虫以外に自分に寄って欲しくない ”ムシ” も避ける効果がありそうです。
友人はこの香りが気に入ったから、蚊に刺されるところに行かなくても
気分転換につけようかな?とコロン代わりにしているようです。
それを聞いて私も使い始めました。ペパーミントも入っているので暑い夏に涼しげな香りと清涼感が気持ちいいです。
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